03-6384-4992から電話がかかってきていたらMRFという闇金からの電話ですので注意してください。
MRFを調べると正規の福岡の貸金業者が出てきますがこれは偽装です。
東京近郊で03-6384-4992の番号からかかってきたら、間違いなく闇金業者です。
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MRFの基本情報
MRFもしくはエムアールエフクレジットと名乗る貸金業者から、消費者契約に関するトラブル相談・融資被害ホットライン」といったタイトルの、融資を勧める内容のメールが突然届くことがあります。
この場合、実は実在する正規の貸金業者である、株式会社エム・アール・エフに成りすましているのでかなり注意しなければなりません。
正規の株式会社エム・アール・エフは、所在地が福岡県福岡市で、日本貸金業協会第005731号というれっきとした協会番号も付与されています。
一方で、なりすましている違法なMRFクレジットは、所在地が東京都千代田区神田神保町2-13とありますが、この住所地も架空のものであり実在しません。更に、電話番号も03-6384-4992と提示してあります。
そして、正規の会社が得ている協会番号まで使っているので思わず信じてしまったり、惑わされやすいのです。
また、日本貸金業協会に所属している合法な協会員を装っていますが、実際には日本貸金業協会にも株式会社エム・アール・エフとも全く無関係であることも既に確認されています。
他の闇金で被害にあっている方を助けるために力になるという、いかにも救済措置的な内容で連絡がありますが、実際には法外な利息で貸し付けを行う闇金なので騙されないように注意が必要です。
MRFの取り立て方法
MRFの取り立ては、一度始まったらしつこく続きます。
とても悪質で自分だけではなく周囲の人も巻き込まれて迷惑がかかります。
まず取り立ては1日何度も繰り返される電話への着信から始まります。
出ないで放置したら、不在着信が100件以上なんてこともあります。
留守電には借金返済を求める脅し文句が何件も入るようになります。
また、親や兄弟へも電話がかかってきたり、自宅へやってきて借金返済をしつこく求めるようになります。
更に職場へも電話がかかり、本人以外にも受付や所属部署の同僚に借金の事実を伝えたり、返済が滞っているので困っているといった話をするようになり、信用が落ちて会社にもいづらくなるでしょう。
最近ではSNSが日常のツールになっていることも利用し、LINEやTwitterなどで友人にまで、借金の事実を公表したり、借金を代わりに返済してくれるように連絡するなどの嫌がらせが行われることもあるのです。
MRFのような闇金の取り立ては、しつこくて脅迫まがいなので怖いですが、放置しても何の解決にもなりません。
存在自体が架空であり、借金契約も違法なので借金の返済を行う法律的な義務が発生しません。
でも警察へ相談しても民事不介入と言われ、なかなか動いてもらえないのが現状です。
やはり、闇金問題の専門家である弁護士や司法書士などに相談し、間に入ってもらって解決していくことが大事です。